携帯買ったので
テストしてみよう。
なるほどなるほど。
これは便利かもしれない。
LET IT BE NAKED
フィルスペクター版を否定していたわけじゃないけど、これ聴くと、やっぱNAKEDのほうがいいわね、となってしまう。
特に、The Long And Winding Road
実は、あまり好きな曲じゃなかったのだが、NAKEDは別だ。この曲だけでもいかにフィルスペクターが「いじり」好きかというのがよくわかる。
I've Got A Feelingの印象も随分変わるな。映画「Let it Be」で、ジョージとポールが喧嘩してたなぁ。そういえば。
楽天でのSEOを考えてみる
楽天市場サポートニュース
http://www.rakuten.co.jp/shops/supportnews/2003/1016_04.html
「SEO対応を強化しております」って。
Googleでは、同一ドメイン、サブドメインのページってのは、最大2ページまでしか表示しないわけだ。これは誰でも知っている。
楽天の店舗というのは、
www.rakuten.co.jp
というドメイン配下にすべて置かれるわけだろう。
すると、楽天に出店している店舗ってのは、どんなけSEOに励んだところで、たかだか2つの席を争わなきゃならんわけだわね。
「楽天」で検索すると、上位20ページぐらいはほとんど全部「楽天」のページだけれども、これはサブドメイン違いのページなんだよね。
trading、books、greeting、travel、plaza、business、game、delivery、uranai、event、golf、coupon、ticket、emagazine、bb、otoku、gift、point、dl、affiliate、directory、spec、partner.afl、fm、dining、i、m、common、furima、ec
rakuten.co.jp 以下のサブドメインはまだまだある。
rakuten.ne.jpもあるし、プロバイダーなんかにOEMしているものもあるしね。
しかし、ほとんどの出店店舗は www.rakuten.co.jp配下なんだよね。(全部調べてないからようわかんけど)
例えば、「ティディベア 楽天」で検索してみると、ヒットする楽天出店サイトは2サイトだけだ。しかし、
site:www.rakuten.co.jp テディベア
で検索してみると、約3,850件もヒットしてくる。ティディベアを販売している店舗は楽天内には2店舗どころではない。
こんな状況で、SEO強化っても意味あんのかいなぁと思う。
どうすりゃいいか。店舗名をサブドメインにしちゃうとかね。
これができたら各店舗の努力がそのまま楽天への集客力となる。楽天にとっちゃ店舗の売上が伸びれば、自分達の懐もあったかくなるわけだしね。
楽天は確か、出店サイトが直接Yahoo!に登録したりすることを禁じていたと思う。(登録されているサイトもあったりするのだけれど、楽天出店店舗数から考えると、相当に少ない。ということはやはり何らかの制約があるということだろう)
当然、独自ドメインなんかのサービスもない。
今のURL体系では、SEOもままならない... となると、楽天出店ショップというのは、楽天の集客力だけが頼りか? といってもあれだけ店舗が増えてしまったら、いくら集客力があってもねぇ。
ということで、楽天内のプロモーションに頼るということになるのだろうか。アフィリエイトとか、オークションとか、懸賞とか、楽天の広告とか....
自分が仮に楽天で店を開くとしたらどうするか考えてみる。
とりあえず、別で独自ドメインでサイトを立ち上げるだろうな。ロリポップなんかで250円でサーバ借りて、MovableTypeとかでちゃっちゃとblogを始める。そのblogはもちろん販売しているものと関係があって、その商品に関心の高いユーザーをターゲットとしたblogにする。毎日更新していれば、そのうち検索エンジンにヒットするようにはなる。(上位に来るかどうかは本人の努力次第だろうが)
そのページから、楽天のページへの誘導を行えばいい。(こういうやり方って楽天はO.Kなのかな?)
はてなダイアリー使う方法だってあるしね。
(はてなダイアリーも当然、d.hatena.ne.jp 配下にページが置かれることになるので、楽天と同じといえば同じ。なんで厳密にはSEOは厳しいだろう。これだけのユーザーがいると、凡庸なキーワードではなかなか狭き門を潜り抜けることはできない。ただし、はてなダイアリーでは、キーワード連携などの機能があるしね。誰にも紹介していないこのダイアリーでさえ、なんやかんやと毎日人は来ているし)
とにかく、楽天のみでせっせらとSEOだと頑張っても無駄になる可能性は高い。別の方法で集客する術を考えないと、なかなか今から出店して、成功を勝ち取るのは難しいんじゃないだろうか。(もちろん、集客だけが成功のための要因ではないことは、言うまでもないけれど)
まぁ楽天側でも何か対策してほしいけど。
各店舗ごとにサブドメインなんてのは難しいだろうから、じゃぁ、最低でもショップカテゴリーレベルでどんどんサブドメインにしちゃえばいい。そうすれば、1カテゴリあたり最大2サイトまでは表示されるようにはなる。
プロフェッショナル・サービス・ファーム―知識創造企業のマネジメント
デービッド マイスター (著), David H. Maister (原著), 高橋 俊介 (翻訳), 博報堂マイスター研究会 (翻訳)
ASIN:4492531335
今、僕のバイブルは、これ。
案件には「頭脳型」「経験型」「効率型」がある。
ファームのスタッフ構造は、シニア(見付け役)/ミドル(目付け役)/ジュニア(こなし役)の3構造になっている。
この三構造のリバレッジ構造こそが、ファームの売上/利益のバランスを決定づける。
なるほど。つまり、シニア時間の請求分をミドルやジュニアによって代替することで、リバレッジが働くという単純明快さ。
そんなもの当たり前なのだけれど、案件3層とスタッフ3層のバランスという構造は目からウロコ。
既存クライアントへのマーケティング戦略アプローチなどなど。勉強になるところが多い。そのまま社内のマニュアルにできる。
おそらくこの本に書かれてあることをきちんとできるプロダクションは、憂慮する必要はないんだろうな。差別化とか下手なこと考えず、まず、この本に提言されている考え方をしっかり理解して、その通りに実行に移していくことが第一歩か。
Googleの単語認識(2)
可能な限り同じ条件で調査をしたいと思って、216.239.33.101 のGoogleサーバのみで検索クエリーのテストを行う。
キーワード:ウェディング---(a)
(約417,000件)
キャッシュから判断すると、
ウェディング OR ウエディング
での検索となっている。
しかし、明示的に検索フォームで
ウェディング OR ウエディング----(b)
と検索したときの検索結果数は約418,000件。
検索結果は似ているけれど、微妙に異なる。
たとえば、検索結果の2ページ目(11件目以降)
『ウエディング in フィジー』
というページの順位が違ったりする。
ウエディング
で検索すると、検索結果数は約416,000件。
これまた微妙に異なる。
ウエディング OR ウェディング
と、OR検索でキーワードの並びを変えると、
検索結果数は約418,000件。これが(b)と同じになるのは当たり前。
Googleが形態素解析を行い、インデックスを作成するときに「ウェディング」と「ウエディング」を同じように扱っているとするならば、検索結果数が変わるというのは変なので、検索キーを指定した段階で、「ウェディング」と「ウエディング」の両方で検索をかけるということをしているのか。そのとき、単独キーワードで指定したときには、「OR」検索を行っているものの、明示的に指定したもので優先して検索を行っているのだろうか。
そして、「OR ウエディング」は、あくまでも補足的に調べ、最終的にコンカチネート。マージして検索結果を出すのか?
そう考えると、「ウェディング OR ウエディング」で明示的に指定した場合と、「ウェディング」の単独キーワードで検索した場合の検索結果数の違いはなんとなくわかる。(20位以降の順位がどの程度違うのかもよく調べてみないとわからない。逆に調べたら、インデックスの持ち方の参考になるかもしれないな)
「ウエディング」で検索を行ったときは、
「ウエディング」を優先して、「OR ウェディング」を補足として検索している。これの検索結果数が、「ウェディング」単独より少ないのは、「ウェディング」>「ウエディング」だからだろうか?
うーむ。よくわからない。
誰か知ってる人いたら教えてください。
(ということで、書き込み可能にしてみた)
これ、サーバ変えてやると、また少し違う結果がでる。
リアルタイムに近い形でインデックスが更新されていってるので、サーバごとに、検索ごとに変わっていくということなのか。Googleはフレッシュクロールで得たインデックスと、レギュラークロールで得たインデックスをどのように管理しているのだろうか?
Googleの単語認識
結局、今週末は執筆活動に追われて、寝る以外のほとんどの時間を調査とアウトラインづくりについやした。あー疲れた。阿部和重の新作読みたいのに。。。大西巨人の「神聖喜劇」だって進んでねーし。黒から借りた車谷氏の小説も読みたいわで。読みたい小説が山ほど貯まってる。ビジネス書とか類は小一時間もあれば読めるので安心なのだが、小説は多少時間がかかるので休みに時間がないのはつらい。
Googleがどのように単語を認識しているかを調べる方法として、検索結果のキャッシュを見るという方法がある。たとえば、「お小遣い」というキーワードをGoogleは「お」「小遣い」という2語の組み合わせとして捉えていることがわかるし、「高齢化」は1語で認識しているのに、「少子化」は「少子」「化」の2語の組み合わせとして認識している。「検索エンジン最適化」は「検索」「エンジン」「最適」「化」の四語だ。
さて、複音節の単語で、Googleに辞書として存在していないであろう単語を指定したときに、キャッシュにはどのように表示されるだろうか。
ロッキーホラーショー」というキーワードで検索を行って、検索結果のキャッシュを見てみると、
「これらのキーワードがハイライトされています」という文言とともに、
ロッキー|ロッキ ホラー ショー|ショウ|ショ
という記述が見える。
これはどういう意味なのだろうか。
これを僕はてっきり
(ロッキーorロッキ)andホラーand(ショーorショウorショ)という検索式で検索しているのと同じなのだと考えていた。
つまり単語のゆれを補正するために「ショー」は「ショウ」や「ショ」でも同じ扱いにする、という意味と考えた。
しかし、
実際にGoogleで、
ロッキandホラーandショウ
と検索してみると、ロッキーホラーショー」と指定したときとは、似ているが微妙に異なる検索結果になる。
特に20件目以降は微妙にページの順序が変わってたりする。
ちなみに「ロッキホラーショウ」と各文字で半角スペースを空けずに検索キーとして指定してしまうと、1語認識になってしまう。
さて、これらを考えると、
いろいろな想像ができる。SEO専門家の方にとっては常識的なことなのかもしれないが。。。。
この推測の続きはまた今度書く。
善意って
「善意」で行っているのだと、本人が自覚している行動ぐらい性質の悪いものはないのではないかと思う。
たとえば、Aさんが何らかの災難に合い困っている。そこで、Bさんは、「善意」でAさんの知らないところでカンパを募った。
Aさんは大感動して、Bさんはじめ、カンパに協力してくれた人達に感謝感謝。
これはまったくもって美談だろう。
しかし、たとえば、ここでAさんが「余計なお世話だよ」とBサンたちのカンパを断ったらどうだろうか。
構図的には、「みんなが無償で協力しているのに、なんて失礼なやつだ」とAさんが悪いということになるのだろうか、果たしてそうか。このとき、Bさん、あるいはカンパに協力した人のなかには、「なんて奴だ」とAさんを非難する人もいるに違いない。
しかし、実は、ここでAさんが断ることは、誰も非難ができないことだ。Aさんは全く悪くない。なぜならBさん達は別にAさんに頼まれたわけでもなく、勝手にAさんが喜ぶであろうと思って行った「善意」の活動だからだ。
にもかかわらず、だいたいこの手の話になると、Aさんは「身勝手」ということになることが多い。
僕はこれがものすごく嫌だ。
結局のところ、「善意」「無償性」という旗を掲げつつも、その行いに対しては報われたいという、意識があるのだ、ということを物語ってるからだ。
それは善意でもなんでもないだろう。
結局、それは憐れみを抱いているだけなのではないか。そして、その憐れみに対して、自分がなにかしてあげるという行為で、自己満足を得たいといことなのではないか。
この手の行為に及ぶさいは、たとえAさんが断ろうが、「そんなものいらねーよ、バカにするんな」と切れようが、あるいはカンパしてもらいながら豪遊しようが、それに対して、Bさんたちは、何も気しない、と言い切れなきゃやるべきではないのではないか。
街角で募金活動にいそしむ人達と話をしたときも同じようなことが起きた。いろいろ話していて、「でも、僕は募金はしませんよ」と言うと、「なぜなんですか?」「どうして?」と募金をしないことがひどいことのように詰め寄る。
結局、そういう活動を行っている当人たちは、自分達は「まっとう」なことをやっていて、それは「善意」なのだと、信じている。そこが厄介なのだ。
信じるなら信じるで構わないが、自分の信じる価値観や正義や信念みたいなものが、唯一正しいものであり、それは世界、人類普遍なものなのだと考えられては困る。
キリスト教では、汝が欲することを隣人に施してあげよう、というような教えがあるが、こんなの自分勝手のなにものでもないだろう。あなたにとってうれしいことが、必ずしも私にとってうれしいことでもなかろう。私にとって嫌なことが、あなたにとっては何でもないことだってこともたくさんある。