飲食店待ち時間配信 自販機置けば「無料」

これも日経産業新聞から。
飲食店に専用端末を置いて、順番待ち情報を消費者の携帯電話から閲覧できるようにするサービスを展開しているニューロン。この専用端末の導入費は一店舗あたり60万円だそうだが、専用端末を置く費用を無料にするかわりに、飲食店はニューロンの提携先飲料会社の自販機3社のうちいずれかを設置するという仕組み。

新聞には飲食店側は自販機の売上の一部と報奨金を受け取り、システム導入・利用費と相殺する、と書かれているが、この部分は実はよく理解できなかった。
相殺するということは、飲食店が飲料メーカーから受け取るお金がそのままニューロンのシステム導入費、利用費となる、ということだろうか。

ニューロンはシステム導入費を5年間のリース契約にして、毎月1万円の支払いにする

とも書かれているので、1万円は飲食店側は必ず支払わなければならなず、この1万円は、自動販売機を設置すれば十分支払えるだろう、というようなことなのだろうか?? 

自販機は実は私の実家にあるのだが、けっこう電気代がかかると言っていた。当然24時間電力供給が必要なわけで、1本売れたときには新聞にもあるように10%〜15%だということだったが、そこから電気代を考えると、実はあまり利益にもならんなぁーと親父は嘆いていた。

まぁ、しかしモデルとしては面白い。自動販売機設置を狙っている飲料メーカーと、ニューロンの営業対象が重なる部分があり、そこでタッグを組んだということだろう。