Segway(セグウェイ)に乗る

ひょんなことからSegwayに乗った。
思ったより大きくてびっくり。最初にほんの数分ストップの練習だけしたら、あとはもう体の重心移動でらくらく操作。
いやぁ、あれは不思議な感覚だね。その場でくるくる回れたりするし。しかし、表参道で乗ってるとえらく目立つ。
輸入やらなんやらで80万円もするらしい。高い。しかも故障したら終わり(笑 10万円だったら買うな。

Segwayをどうやったら日本でブームにさせることができるだろう。まだ日本では法律上の問題は解決されていないが。
マーケティングの基本のキだが、まずもって新カテゴリー商品は、イノベーター対策と、アーリーアドプターにどう広げるかというコミュニケーション戦略があるだろう。が、Segwayは今のままじゃ「何でも新しいものは好き」という、イノベーターのなかでも特に特殊なイノベーターしか興味を示さないだろう。どのようなカテゴリーにもイノベーターはいるわけだが、Segwayは「乗り物」としてのカテゴリーで考えるのは危険だ。
米国では郵便配達で使うとか、いろいろ用途の広がりも見えつつ、州によっては公道走行禁止も多いので、まだまだイノベーター層のみが飛びついたっていう段階ぐらいか。発売前の話題の作り方なんかは、パブリシティ施策としてはマーケティングの教科書に載りそうなぐらいなものだが。「ブランドは広告でつくれない」にもとりあげられていたなぁ。そういえば。

乗ってみた感触では、スポーツ性を持たせるというのもひとつの手かなと思った。どうせ公道走行の許可なんてのはしばらくでないので、何かSegwayを使った新しいスポーツや競技で話題を集めるという手はあるかも。